リース物件には偶発的な損害を補償するために動産総合保険を付保しています。動産総合保険の対象物件は、原則として自動車、航空機、船舶等を除く動産です。
保険金の支払われる損害
動産総合保険では、保険の目的(保険の対象物件)の保管中および付随する運送中の偶然な事故による損害が保険金のお支払い対象となります。主な事故は次のとおりです。
- 火災
- 盗難
- 運送中の事故
- 破損
- 車の飛び込み
- 航空機の墜落
- 破裂または爆発
- 落雷
- 水漏れ
保険金の支払われない損害
保険認定に関する可否は損害保険会社が行いますが、次のような損害は保険金のお支払い対象とはなりません。あらかじめご了承ください。
- 故意もしくは重大な過失による損害
- 戦争・暴動その他の事変による損害
- 自然の消耗・さび・かび・変色・虫食いなどによる損害
- 置き忘れ、紛失による損害
- 窃盗、盗難、強盗などによる損害
- 管球類の単独損害
- 偶然・外来の事故に起因しない電気的・機械的事故による損害
- 詐欺・横領による損害
- 保険の目的に加工をほどこす場合、加工に着手した後の損害
- 修理・清掃・解体・据付けなどの作業上の過失または技術の拙劣による損害
- 万引きなどによる損害
- 運送中に生じた破損・まがり・へこみによる損害
- 地震・噴火・津波による損害
- 部品・消耗品の単独損害
- 保守・管理を怠ったことによる損害
なお、修理に直接関係の無い写真代、見積費用、代替品の賃貸料等の費用は保険の対象とはなりません。
保険の有効期間
有効期間はリース物件がお客様へ納入され、リースが開始された日(検収日)から、基本リース期間が満了する時までです。
再リース契約につきましては付保されておりませんのでご了承願います。
万一事故が起きたとき
万一リース物件に事故が発生した場合は、直ちに当社へ以下の内容をご連絡ください。当社から保険会社へ連絡し、保険金を請求いたします。
- リースの契約番号
- 事故発生の場所・日時
- 事故物件及び損害状況
- 事故原因
分損事故の場合、リース契約はそのまま継続されます。
全損事故の場合、その時点でリース契約は中途解約し規定損害金(解約金)をお支払いいただくことになりますが、保険金の支払われる範囲内で規定損害金は免除されます。
【保険の請求に必要な書類】
- 事故報告書(PDF)
- 写真
- 修理見積書
- 罹災証明書(火災の場合)
- 盗難証明書又は盗難届出証明書(盗難の場合)
- 落雷証明書(落雷の場合)※気象観測資料で代用可能の場合もあります。